2020年は、『海からの贈り物』がアメリカで出版されて、65周年となります。
下記の本は、既に絶版ですが紹介します。
リンドバーグ夫妻の来日した1931年年は、遠い昔のように感じられますが、
北海道根室市に到着したのは満州事変の直前の夏でした。
パイロット兼無線技士のアンと交信した根室市の落石無線局跡では、アーティストと地元の小学生と、
2008年から毎年夏に「落石計画」という美術のイベントが続きました。
ユニコーンを私にアン・モロウ・リンドバーグの日記と手紙 1922~1928
四六判 並製本 定価2,310円(本体2,200円+税) 総383頁
《家族の中の失敗作》と自認する引っ込み思案でドジなアンが、
情操豊かな大学時代からヒーローに恋をして、大空を飛ぶ夢を叶えていきます。 カレには、洞察力とユーモアのセンスと類いまれな素敵な眼があるのです! |
輝く時、失意の時アン・モロウ・リンドバーグの日記と手紙 1929~1932
四六判 並製本
定価2,310円(本体2,200円+税)
総455頁
アンは、夫のチャールズと二人で水上飛行機「シリウス」を操縦し、1931(昭和6)年に来日、日本人と自分の共通点を見い出します。現在の航空路を開発した夫妻の新婚時代は、すべてが金色に《輝く時》でした。
|
【訳者紹介】
中川 経子(なかがわ みちこ) 中国のハルピンで生まれる。 宮城県仙台市で育ち、聖ウルスラ学院高等学校時代の恩師との出会いから、英語の道に進む。ニューヨークのフォーダム大学に留学、日系企業に勤務の後、結婚。 16年間のニューヨーク生活の後、国際会議や企業の研修会などで通訳・翻訳者として活躍している。 英文訳に『奥谷博画集』(1992年、求龍堂刊)、翻訳書に上記のアン・モロウ・リンドバーグ『ユニコーンを私に』 『輝く時、失意の時』、リーヴ・リンドバーグ著『おやすみなさい』(2005年、アリス館)、 クリスティーン・ブライデン著『私の記憶が確かなうちに』(2017年、クリエイツかもがわ)、 翻訳協力『パーソン・センタード・ケア』(2010年、クリエイツかもがわ)他がある。東京都在住。 |
【画家略歴】
佐野 ぬい(さの ぬい) 1932年に青森県弘前市に生まれる。 女子美術大学卒業後、新制作展を主な創作発表の場とし、母校で教鞭をとり、2007年同大学の学長に就任した(2011年まで)。 「ぬいブルー」と呼ばれる青色を基調にして、豊かな空間表現と美しい色彩の融和を示す抽象画の作品は高く評価されている。 東京ウィメンズプラザ図書室壁画の制作、読売新聞日曜版の挿画を担当するなど、女流画家ならではの活躍をしている。 1996年からパリで個展を開催し、東京表参道・青山学院短期大学、日本橋・高島屋などで、故郷・青森県弘前市と青森市でも展覧会が開催された。 2004年には新宿の損保ジャパン東郷青児美術館(当時)で「佐野ぬい展」、2011年には中国・深圳の何香凝美術館で「佐野ぬい作品展」を開催。 青森県立美術館、弘前市立博物館、弘前市れんが倉庫美術館、横須賀美術館、北海道立近代美術館、横浜美術館等に作品収蔵。2010年に成田スカイアクセス成田空港駅構内に、ステンドグラス壁画≪動く青い世界地図≫が設置される。 |
リンドバーグ財団へのリンク |
||
↑英語のサイトです↑ | ↑ このページTOPへ |
Copyright(C). Miyoshikikaku(Miyoshi Art Publishing Co.,) 2020, Japan |
2023年2月 更新 |